子供が指しゃぶりをやめられない。
赤ちゃんの時は、その姿も可愛かったけど
幼児になり、まだ吸しゃぶりをしているので
心配になってきた。
と言うご相談が、よくあります。
確かに、指しゃぶりを続けていく弊害としては
・出っ歯になる
・すきっ歯になる
・歯並びが悪くなる
・上の歯と下の歯が噛み合わなくなる
などがあります。
どれも、見た目的な問題だけでなく
体の健康面から見ても
良いことではありません。
親としては、綺麗な歯並びで
健康に育ってほしいと思うのは当然のことです。
その為、これを読んで
「いますぐ指しゃぶりを止めさせないと!!」
と思われると思います。
しかし、赤ちゃんは手でも足でも何でも
とにかくお口にハムハムしますよね。
この行動は成長過程での必要な行動です。
その為、小さいうちに指しゃぶりをしていても
問題はありません。
これについては、日本小児歯科学会が
3歳頃までの指しゃぶりを無理に禁止しなくて良いと
言っています。