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動揺する歯。その原因と治療方法①

指や舌で触ると歯がぐらぐらしている…

そのまま放置している方はいませんか?

 

歯が動いてしまっていると食事も摂りづらく、とても気になってしまいますよね。

歯がぐらぐらと動揺しているのは要注意です。

 

歯が動揺してしまうのは、いくつかの原因があります。

また、自分の歯の場合と差し歯の場合では原因が変わってくる場合もあります。

 

それを治す方法はあるのでしょうか?

どのように対処していけばいいのでしょうか?

 

状態がひどいと、抜かなければいけない…なんてことも。

 

今回は歯がぐらぐらしているときの対処法について説明していきます。

 

歯が動揺してしまう原因はいくつかあります。

 

まずは自分の歯の場合です。

一番よく考えられる理由としては歯周病です。

 

歯周病は自分の歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。

ただ、歯周病で歯が動揺してしまうのはかなり歯周病が進行していて、重度になっている状態です。

 

歯周病が初期の段階では、歯茎の腫れや出血はありますが、まだ骨の吸収(骨が溶けてしまうこと)は起こっていません。

 

それを歯科医院に行って治そうとせず、また、歯周病だと気付かずにずっと放置してしまっていると歯周病はどんどん進行していきます。

歯を支えている骨が溶けてしまうということは、歯を支えるものがなくなって動揺してしまうのです。

 

2つめの理由としては歯の根っこに問題がある場合です。

歯の根の先に膿の袋ができてしまう場合があります。

膿ができてしまうと、膿の部分にあったはずの骨は吸収されている状態なので、歯が浮いたような感じがあったり、大きく動揺してしまうことがあったりします

膿ができてしまう原因としては、神経を取った時に細菌が取りきれていなくて感染してしまったり、なんらかの原因で根っこが割れてしまい、そこに細菌が溜まって感染し、膿の袋ができてしまう場合などがあります。

 

3つめの理由としては噛み合わせの際に異常な力がかかっている場合です。

歯は、基本的に全部の歯に平等に力がかかって噛み合っているのですが、治療をしたり、その他なんらかの原因によって、一部の歯だけ先に当たってしまう、異常な力がかかってしまうと、そこの歯が動揺してくる場合があります。

噛み合わせの際にかかっている力はとても強いもので、それが続いてしまうと歯を支えている骨がダメージを受けてしまうためです。

 

4つめの理由としては外傷です。

転んだ時やぶつかった時に外から強い力がかかって歯が脱臼してしまうなどで動揺するという場合があります。

 

動揺しているのが差し歯の場合、一番に考えられることは、その差し歯が取れてしまっていることです。

 

差し歯は基本的に、中に土台となる心棒があって、その上から被せ物が被さっています。

どちらもセメントによってついているのですが、元々歯と歯以外の材質はくっつきにくいです。

その上、お口の中はとても熱いものや冷たいもの、また噛み合わせの力もとても強く、過酷な環境にあります。

最近のセメントは昔に比べてどんどん改良されていますが、それでも取れてしまうことがないわけではありません。

 

また、差し歯の土台となっている歯が虫歯になって取れてしまうこともあります。

差し歯をしている歯はほとんどの場合が神経を取っている歯だと思います。

神経を取っていると虫歯になってもしみることはなく、また、被せ物で中が見えないのでわかりません。

取れてから虫歯だったと気がつく場合が多いです。

 

他には虫歯ではなく、歯が割れてしまうことによって取れてしまう場合もあります。

差し歯になっている歯は削っているので、元々の歯に比べるとだいぶ薄くなっています。

そのため、健康な歯に比べると割れやすい歯でもあります。

 

それ以外にも、先ほども説明したように、噛み合わせが強い場合も差し歯は取れて動いてしまう場合があります。

もしなんども同じところが取れてしまう、動いてしまうということだと、そのことが原因となる場合が多いので注意してみてください。

 

次回は動揺してしまった時の対処方法について説明していきます。

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